メディカルサポートのご紹介

栄養科(医療技術部)

栄養管理と給食管理から療養をサポート。チームで栄養ケアを推進。安全な食形態、食欲維持、栄養指導と、患者さま一人一人に合わせてマネジメント

 私たち管理栄養士は医療技術部の一部門として、食事の面から病気の治療・回復・合併症の予防を目指して、適正な栄養管理と給食管理の両面で患者さまをサポートしています。
食事については、医師の指示に基づき患者さま一人一人の病態に適した食事を提供しています。また、食事の内容をご理解していただけるよう、患者・ご家族さまに対して、栄養指導と相談を行っています。
 永生病院は高齢者の入院患者さまが多いため、安全な食形態の提供をしていくことも私たちの大切な仕事です。また、季節に合わせた行事食をとり入れるなど、献立面で食の喜びを感じていただけるよう工夫しています。

栄養科の理念

栄養士は栄養管理・給食管理の中心的な役割を担っています。
しかし、全ての業務において多職種協働での業務が不可欠です。
チーム医療の一員として取り組んでいます。

栄養科の理念  

「私たち栄養士は、栄養管理が必要な方に、病状に応じた適切な食事、及び食事サービス(栄養相談)を提供していきます。チーム医療のもと、適切な栄養管理を実践します。」

(1)医師・看護師・栄養士・検査技師・リハビリセラピスト・介護士と一緒にチームとして患者さまにより良い栄養管理を提供します。

(2)患者さまやご家族さまが安心して治療を受けられるように、お話を伺い、食事について説明させていただきます。

(3)患者さまのプライバシーに十分注意していきます。

(4)患者さまに、より良い医療を提供する為に、日々研修・研鑽を続けます。

永生病院の理念はこちら

栄養士の倫理規定

「管理栄養士・栄養士倫理規定」は、私達栄養士が遵守するべき倫理規定です。
日本栄養士会によって平成26年6月23日に制定され、次の3項からなっています。

管理栄養士・栄養士倫理綱領  
本倫理綱領は、すべての人びとの「自己実現をめざし、健やかによりよく生きる」とのニーズに応え、管理栄養士・栄養士が、「栄養の指導」を実践する専門職としての使命1)と責務2)を自覚し、その職能3)の発揮に努めることを社会に対して明示するものである

1. 管理栄養士・栄養士は、保健、医療、福祉及び教育等の分野において、専門職として、この職業の尊厳と責任を自覚し、科学的根拠に裏づけられかつ高度な技術をもって行う「栄養の指導」を実践し、公衆衛生の向上に尽くす。

2. 管理栄養士・栄養士は、人びとの人権・人格を尊重し、良心と愛情をもって接するとともに、「栄養の指導」についてよく説明し、信頼を得るように努める。また、互いに尊敬し、同僚及び他の関係者とともに協働してすべての人びとのニーズに応える。

3. 管理栄養士・栄養士は、その免許によって「栄養の指導」を実践する権限を与えられた者であり、法規範の遵守及び法秩序の形成に努め、常に自らを律し、職能の発揮に努める。また、生涯にわたり高い知識と技術の水準を維持・向上するよう積極的に研鑽し、人格を高める。

(付則)本綱領の変更は理事会の承認を得なければならない。

永生病院の倫理規定はこちら

栄養科の組織とスタッフ

ご挨拶  

永生会 栄養統括管理部長 佐藤高雄

 皆さんこんにちは、栄養科の佐藤と申します。
 栄養科は栄養管理・栄養指導については永生病院の職員が担当していますが、給食管理につきましては平成14年11月1日より業務委託をしています。給食管理を委託化することで管理栄養士がより病棟での業務に専念できる様になりました。
 また、NST(栄養サポートチーム)を発足したことにより、食事に関して緊急に改善の必要がある患者さまに対して迅速の対応が可能となりました。 委託会社との連携を緊密に保つことによって、患者さまに提供する食事は、安全で楽しく、季節感の感じられるものとなることを目指しております。 今後もチーム医療の一員として患者さまのためスタッフ一同精進してまいります。

栄養科の組織  

 栄養科は医療技術部に属し、永生病院においては給食管理・栄養管理業務、永生クリニックにおいては栄養指導業務を担当しています。
 給食管理業務は外部に委託しているため、指導と確認が主な仕事となります。
栄養管理業務は、栄養指導、介護病棟での栄養ケアマネジメント、医療保険病棟での栄養管理計画書、NST回診、褥瘡回診、内科総回診が主な仕事です。永生クリニックでは、予約制で栄養指導を実施しています。 永生病院の管理栄養士は私を含め8名です。少ない人員で最大限の力が発揮できる様に日々努力しております。

栄養科の業務内容

食事を中心にした給食管理業務と栄養指導、栄養マネジメントを中心にした栄養管理業務です。

給食管理業務  

 永生病院にはオーダリングシステム ※1 が導入されています。
医師が患者さま一人一人の食事内容をパソコンに入力すると、その情報が栄養科で取り込まれて患者さまごとの食事伝票が自動的に発行され、そこから食札が出力されて、食事が提供される仕組みになっています。
さらに、個々の患者さまの病態別・嗜好等に合わせ食事は患者さまに提供されます。
また、食事管理では食事で季節感を感じられるように、行事食(毎月)、選択メニュー、お誕生日選択メニューなどをとりいれ、食事を楽しんでいただけるように工夫しています。
さらに、少量しか召し上れない患者さまには高カロリー食品を使用した食事を提供したり、経管食 ※2 によって逆流が生じる場合には寒天法・トロミ法などを取り入れたりするなど、患者さまの状態を考慮した食材と調理を心がけています。

※1 オーダリングシステム
医師がパソコンの端末から入力する薬の処方や食事内容の指示等がオンラインで各部に伝わる仕組みをオーダリングシステムといます。

※2 経管食
自力で食事ができないために管を使って流動食を摂取する方法を経管栄養といい、そうした食事を経管食といいます。


行事食
行事食  
選択メニュー 選択メニュー
選択メニュー  
お誕生日選択メニュー  


栄養管理業務  

 栄養管理については多職種協働での業務が中心になります。治療食を召上っている患者さまに対して、医師指示のもとで栄養指導を実施しています。
 また、永生病院は平成18年6月より、医師、看護師、リハビリセラピスト、検査技師、薬剤師、管理栄養士等、多職種で栄養ケア回診をはじめました。
 対象は、栄養状態の悪い方患者さま、摂食状態に問題がある患者さまが中心です。
 食事内容を検討してより適正な内容へと変更したり、摂取上に問題のある患者さまについては食形態の調整を行なってきましたが、平成24年4月より本格的なNSTを立ち上げました。

NST(栄養サポートチーム)とは

栄養科の広報誌『健康市場』

『健康市場』という広報誌を月1回発行しています。 管理栄養士が交替で作成しています。

記事の内容は「旬の食材」「治療食ガイド」「試してみませんか?」など、季節にあった事柄をお知らせしています。また、最近話題のトピックスなども取り上げています。ぜひご覧下さい。

○最新号はこちら

健康市場のバックナンバー

号数 旬を食べる 主な記事
平成29年  
第236号 4月 うど

・お花見

第235号 3月 菜の花

・桃の節句

第234号 2月 白菜

・節分

第233号 1月

・おせち料理

平成28年  
第232号 12月 ネギ

・大晦日

第231号 11月 大根

・風邪

第230号 10月

・秋

第229号 9月 さつまいも

・水分補給

第228号 8月 京野菜

・熱中症

第227号 7月 モロヘイヤ

・七夕

第226号 6月 トマト

・体と水の関係

第225号 5月 アスパラガス

・立夏

第224号 4月 かぼちゃ

・冬至

第223号 3月 豆苗

・花粉症

第222号 2月 アサリ

・季節の変わり目について

第221号 1月 牡蠣

・食中毒

平成27年  
第220号 12月 かぼちゃ

・冬至

第219号 11月 ほうれんそう

・七五三

第218号 10月 にんじん

・にんじん

・季節の花について

第217号 9月 モロヘイヤ

・モロヘイヤ

・食欲の秋について

第216号 8月 なす

・なす

・おはぎについて

第215号 7月 夏バテ

・夏バテ

・七夕について

第213号 5月 メロン

・メロン

・五月病について

第212号 4月 春キャベツ

・春キャベツ

・黄砂について

第211号 3月 新玉ねぎ

・新玉ねぎ

・花粉症

第210号 2月 豆腐

・豆腐

・バレンタインデー

第209号 1月 みかん

・みかん

・お雑煮


PDFファイルをご覧いただけない場合は、
右からAdobe Acrobat Reader をダウンロードください。(無料)
「Adobe Acrobat Reader」のサイトへ

永生病院栄養科の地域活動

永生病院は、「食」に関わる危機管理連携会に参加しています。

八王子市には、『食』に関わる危機管理連携会があり、永生病院も参加してします。
大規模災害時の食料の確保・食中毒予防対策などを中心として活動しています。八王子市保健所に相談役として参加協力していただき、地域の病院でネットワークを作っています。ご興味のある施設様は是非ご参加をお願いします。

042-661-4108 永生病院栄養科 佐藤

食に関する危機管理連携会会則  

第1条、趣旨
 本会は食に関する危機管理全てについて、八王子市内の医療施設等が連携し、相互に
協力体制をもって、利用者さまに安全で適切な食事の供食が出来ることを趣旨とする。

第2条、名称
 本会は「食に関する危機管理連携会」とする。

第3条、目的
 事故や災害等により、栄養科業務が停止するような事態が生じた場合においても、近隣施設間で協力体制をもつことにより、利用者様に安全で適切な食事供食をすることを目的とする。

第4条、会員・準会員
 1.会員は本会の趣旨に賛同した施設とする。さらに、会員は以下について尊守すること。
 (1) 会員は会員施設において事故が発生し、業務停止の場合、自施設において協力出来うる範囲において食事の作成を行い、事故発生施設利用者様に食事を供食する。  
 (2) 会員は事故発生した場合、事務局に直ちに報告し、事務局と詳細について打ち合わせし、事務局の指示に従う。
 (3) 会員は自施設の食に関する危機管理対応マニアルを作成し、常設する。
 (4) 会員は入会時に、自施設で協力出来る範囲について、別紙1「サポート食数表」を提出する。
 (5) 自施設の規模、組織等に応じた事故発生時協力体制をもって、本趣旨に賛同した施設は入会出来、会員となれる。
 (6) 会員は本規定の各項において、連携し、協力するものとする。

 2.準会員
 (1)準会員は自施設の食に関する危機管理対応マニュアルを作成し、常設する。
 (2)非常時のサポートには携わらない。

第5条、事業
 本会は次の事業を行う。
 (1) 会員施設栄養科スタッフ対象衛生研修会
 (2) サポート食実施訓練
 (3) その他役員会にて随時必要となった事業

第6条、総会
 本会は毎年度5月に総会を開催する。
 総会は前年度の事業報告、決算報告及び当年度の事業計画、予算計画、役員の改選を審議し決定する。

第7条、会議
 本会に次の会議をもつ。
 (1) 全体会(全会員施設会)
 (2) 役員会

第8条、会計(年度)
 本会の会計年度は当年4月1日から翌年3月31日までとする。

第9条、役員及び役員会
 本会に次の役員を置く。役員会は会長が召集する。開催は原則毎月とし、又は必要時とする。
 (1) 会長(施設長)  1名
 (2) 副会長       2名
 (3) 会計        2名
 (4) 事務局     若干名
 (5) 会計監事     1名

第10条、任期
 役員の任期は4月1日から翌々年3月31日までの2年とし、再任は妨げない。
 なお、役員の改選は毎年度行い、役員の半数を改選とする。

第11条、相談役
 本会に相談役を置く。
 顧問は学識経験者とし、役員会にて決定し、任命する。
 相談役は東京都八王子保健所と、その他複数置くことができる。

第12条、意見聴取
 本会は役員会にて必要と認めた場合、随時下記より意見聴取することが出来る。
 (1) 相談役
 (2) 会員施設

第13条-1、事務局
 本会に事務局を置く。
 事務局は会長施設が併任とし、会員の賛成で決める。任期は会長任期とする。
 事務局長は、事務局員を他の施設から任命することが出来る。事務局員は事務局長の指示に従い業務を遂行する。

第13条-2、事務局の任務
 (1) 事務局は会員に事故発生した場合、会長、会員施設及び保健所へ連絡し、事故発生施設利用者様に食事を供食出来る体制を整える。
 (2)会員施設が滞りなく作業が遂行できる様予めサポート食についての情報を周知させる。
 (3)必要に応じ顧問、相談役(保健所)に事故発生について意見を求める。
 (4)事故発生時のマニュアルを別に定める。
 (5)各会員名簿及び連絡網を作成する。
 (6)会員協力体制について、サポート食数一覧表を作成し明確にする。

第14条、事故発生時の対応
 (1) 食事の作成は協力会員栄養科スタッフにて、調理から盛り付けまで全て行なう。
 (2) 盛り付けは「お弁当形式」として1食別に袋にいれて、箸・スプーン等全て使い捨てとする。
 (3) 協力会員から事故発生会員までの食事の運搬は協力会員で行なう。
 (4) 事故発生会員の食事製造に要した費用は、協力施設の食事療養費相当額とし、業務停止解除後7日以内に支払いするものとする。
 (5) 献立は各協力施設に準じた内容で提供されることとする。

第15条、記録の保存
 事務局及び会員は本会文書等を永久保存することとする。
 会員は本会文書を3年間保存することとする。

第16条、その他
  (1) 会費
   ①会員は年間10,000円とする。
   ②準会員は年間3,000円とする。
  (2) 本会則は 平成13年10月1日 から施行する。

 

平成14年6月21日改定(第2条―4、5、第4条)
平成16年5月28日全文改定
平成19年6月7日改定(第4条2準会員、第11条顧問及び相談役、第12条①、第16条(1))
平成21年5月15日改定(第3条、第4条-2、第10条、第13条-2、第14条、第15条)

栄養指導・栄養相談のご案内

 永生クリニックでは、食事療法が必要な患者さまに栄養指導・栄養相談をしております。
糖尿病、脂質異常症、高血圧症、慢性腎臓病の方、ダイエットが必要な方など、食事療法が必要な方に予約制で栄養指導を実施しています。
 食事でお困りのことがある方や、食事とクスリの組み合わせなどに関するご相談も可能です。
 予約は主治医に栄養相談の希望を伝えていただくか、予約センターに申し出ていただいても結構です。
 食事療法についてはマスコミでもよく取り上げらます。そうした情報が本当に正しいのか、あなた自身の病態や体質に適合するのかを判断することなく鵜呑みにすることは危険です。
 大切な栄養に関する相談を一般情報にゆだねるのではなく、ぜひ専門家の指導を得てともに考え、取り組んでいかれることをを薦めします。どうぞ、お気軽にお申し出下さい。

予約センター 0120-001-083