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病院の紹介

病院の活動

プロジェクトや実行委員会、さらには看護部内の委員会と、数多くの委員会が組織されています。

 永生病院では、委員会を設置し、部署をまたいだ横断的なテーマあるいは重要テーマについて継続的な取り組みを進めています。
 こうした、日常業務にそった委員会以外にも、病院機能評価受審準備プロジェクト、口腔ケアプロジェクト、永生フェスティバル実行委員、チームIMD(Information Management Development=情報管理開発)など、特定目的に特化したチームや会合が適時設置されています。
 また、看護部には、日常的な看護業務にかかわる、ケアの質を高めるための委員会が独自に設置されています。
 各委員会の開催日程や活動記録は院内LANで使用するグループウェアに掲載され、職員全員が閲覧することができます。

※以下の委員会名をクリックすると各委員会の紹介部分へジャンプします。(2007年現在)

医療安全推進委員会

医療安全推進委員会は、平成22年度までは各所属の代表者で構成されていました。平成23年度より各所属長の出席で行う医療安全推進委員会と、医療安全推進チームという安全対策の実践を行う委員会を立ち上げました。

委員会の構成

医療安全推進委員会は、
院長
事務部長(情報安全管理者)
看護部長に加え、
薬剤科(薬剤安全管理者)、看護師、リハビリテーション科、栄養科、放射線科、検査科、医事課、施設管理部等から選出された、各科の委員で構成されています。

また、医療安全推進チームは、各所属の代表がメンバーになっており、院長はどちらの委員会にも出席しています。

委員会活動の目的

医療安全推進委員会では、医療事故の防止対策をはじめ、リスクマネジメント全般について検討しています。インシデントとアクシデント事例の検討や、レベル3b以上のアクシデント事例の報告・統計の分析・事例検討などを行います。

医療安全推進チームは、新聞グループ・マニュアルグループ・勉強会グループに分かれ実践部隊として活動しています。

おもな活動内容

・勉強会
 簡易懸濁法について
 ハイリスク薬の勉強会
 個人情報保護について
 患者急変時シミュレーション研修
 医療事故発生時の対応

・インシデントアクシデント分析
 RCA分析3件以上実施

・医療安全統計の分析

・医療機能評価項目のクリアー

・医療機器関係の修理等に関する報告

輸血療法委員会

輸血療法委員会は、本病院における安全で適正な輸血療法を推進することを目的として、 定例の委員会を年6回(奇数月)開催しています。

委員会の構成

委員は7名で、診療部(医師)2名、看護部1名、薬剤科1名、事務部2名、検査科1名で構成されています。

おもな活動内容

1. 輸血に関する各種統計を作成し、血液製剤の使用状況を把握
2. 輸血統計より輸血療法の評価と質の向上への対応
3. クリニカルパス委員会と連携し、定期的に輸血パスを見直す
4. 輸血における副作用の把握と対応
5. 医療安全推進委員会と連携し、輸血関連の勉強会開催
6. 輸血関連の情報を関連部署・職員へ周知

倫理委員会

 倫理委員会は、病院長・副院長(TQMセンター長)・医師(精神科)1名・看護部長・看護副部長・看護師長1名・リハビリテーション部係長・財務経理部・検査科科長(TQM副センター長)の合計9名です。このようなさまざまな職種が集まって、定例会議は月に1回、時には臨時の会議も行われています。

委員会活動の目的

1.患者さまの権利、医療者の倫理及び患者さまと医療者のパートナーシップについて検討し周知すること。
2.永生病院及びその職員が行う、人を対象とした臨床研究及び医療行為について、ヘルシンキ宣言(最新の修正版を含む)の趣旨に沿って審議し、倫理的配慮を図ること。

おもな活動内容

1.「患者さまの権利」「永生病院倫理規定の見直し」
2.院内勉強会の実施
  ・倫理規定、患者さまの権利・個人情報について
   講師:副院長、看護部長
  ・慢性期医療における終末期チーム医療
   講師:定山渓病院 中川院長
3.臨床倫理に関する事項を検討する仕組み作り
4.臨床研究または医療行為を実施することの倫理的・科学的及び
  医学的見地からの妥当性に関する検討
5.ターミナルケアカンファレンスの実施とターミナルケア検討会の普及
6.振り返りシートの検討

ターミナルケアカンファレンス

倫理委員会ターミナルケアカンファレンスは、倫理委員会主催で月に1回行われている患者さまの看取りについて考えるカンファレンスです。終末期医療に関わる私たちは「人の生命を守ること」「人の尊厳とは」「患者さま・ご家族さまの想いに沿うことができたか」など、さまざまな思いに駆られています。救命と延命を目指す医療だけでなく、看取りも重要な私たちの仕事であり、このターミナルケアカンファレンスは、お亡くなりになった患者さまの事例を振り返り、永生病院が提供したサービスが良い看取りとなったかどうか検証いたします。

ターミナルケア検討会

ターミナルケア検討会は、病状が終末期であると判断した患者さまの命の尊厳と意思の尊重という観点から、最善の終末期医療を行うために各病棟で行われる検討会です。ターミナルケア検討会は、必要に応じて何度でも開催され、一度決めたことでも患者さまの状態の変化や、揺れ動くご家族の思いに合わせて、弾力的に変更していきます。

栄養ケア管理委員会

 栄養ケア管理委員会は、栄養管理業務を中心としたNST・栄養指導と、患者さま・職員の食事を提供する給食管理業務を検討する委員会です。
 これらを統合して検討することで、患者さまに両方の側面からアプローチをすることで、個々の患者さまの栄養状態の改善をする取り組みを効果的・効率的に行えることを目的にしています。
 メンバーも院内各部署横断の多職種によって構成されています。

委員会の構成

 医師を委員長とし、看護師・リハビリ(PT、OT、ST)・薬剤師・臨床検査技師・医事課・管理栄養士と多職種から構成されています。。

活動事例

(1)栄養回診を導入後、経管栄養食での胃・食道逆流現象による誤嚥性肺炎防止として、経管栄養食投与の患者さまに対し、経管食を寒天で固めた寒天法、トロミ剤を使用したトロミ法により逆流現象を改善することができました。

(2)夏場の水分量・お風呂後の水分量等を調整することを指示し、脱水症状の予防を図りました。
今後も、とくにハイリスク(重篤)の患者さまに対してはInBody(体構成成分解析表)等を使用し、エビデンスにもとづいた体内水分量・基礎代謝等を取り入れるなど、適切・適正な栄養管理を行っていきたいと考えています。

治験審査委員会

 新しい医薬品の製造や輸入の申請、既に発売されている医薬品の使い方の変更の申請には、治験で得られたデーターで安全性を確認する事が必要です。患者さまの薬物治療の向上の為に、永生病院でも積極的に治験に取り組んでいます。
委員会では、治験実施についての審議の依頼を院長から受け、その治験の実施の可否や継続の適否について審議を行います。委員会では、治験に参加してくださる方の、安全や人権を守る為に、倫理的及び医学的な観点から審議しています。審議事項の決定には、委員会での審議のあと、院長の承認が必要です。
治験に参加してくださる方には、その医薬品の有効性だけではなく、起こりうる副作用についても詳しく説明し、またご自分の意思でいつでも治験から離脱できることも説明しています。このような説明を受け、ご自分で納得し同意いただいた方に治験に参加していただくことになります。
治験実施に際しては、治験に参加してくださる方の安全を守るために、治験の実施手順等についても、厚生労働省で厳しく定められています。それらの厳しい基準を遵守し、適切な治験により得られたデーターは集計分析され、薬として世の中に出る準備が整えられます。

委員会の構成

 内科の医師を委員長とし、医師、薬剤師、栄養士、検査技師、事務の職員に加えて、外部の方2名にも参加していただいています。職員も直接医療に関わるスタッフだけではなく、事務のスタッフも加わり、様々な立場から検討できるようなメンバー構成になっています。さらに、外部委員の方は病院とは利害関係がなく、公正な立場で治験の実施の可否を検討して下さっています。

薬事審議委員会

 永生病院および老人保健施設イマジン、老人保健施設マイウエイで使用する医薬品について、有効性や安全性、経済性の面から、その採否を検討しています。患者さまの飲み易い剤形への変更、あまり使われない薬の削除、間違いの起こりにくい薬の採用、新薬の採用についての検討など、委員が各専門家としての立場で検討しています。
 また、患者さまに適正な薬が適正な期間使われているか、薬剤科と協力してチェックしています。
 さらに、抗がん剤などリスクの高い薬を安全に使うために、使い方についてのガイドラインを作っています。

委員会の構成

 内科医師を委員長とし、医師、薬剤師、看護師他5名のメンバーで構成しています。審議事項については、診療部の了解を得、院長の承認を得て決定事項としています。

コンピュータ委員会

 本委員会は、電子カルテを中心とするシステム構築推進活動や導入システムの整備・改善を進めています。
 具体的には、さまざまな職種での意見交換をするために、委員は院内の各部門から選出されています。これによって、現状の問題点の対応方法の検討や、今後有用なシステム導入の検討を永生会全体として行うことができます。
 電子カルテのユーザ会には積極的に参加し、他病院との情報交換によって、運用面での改善などに取り組んでいます。

委員会活動の目的

 本委員会は、1999年よりコンピュータプロジェクトとして活動しており、2001年オーダリングシステム導入、2003年電子カルテ導入を経て、2003年4月にコンピュータ委員会として新に発足しました。
 より良いシステムの構築に向けて、各部門のスタッフにより、推進活動および改善を行っています。

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教育委員会

 ここ数年、4月1日から入職する新卒の職員が増え、それまで行っていなかった「入職式」を実施するようになりました。
 さらに、その翌日から行う新人新入職員の為の研修を企画・実行しています。
 この研修では、学校を卒業して初めて社会に出る職員が多いことから、社会人としてのマナーをはじめ、これから自分達が働く職場となる永生会全体(各診療科、各施設、各部門など)についての紹介、実務実習等を行っています。
 さらに、永生病院は、年間を通して新しい職員が適宜入職(中途採用)してきますので、2ヶ月に1回のペースで、同様の研修を縮小版で行っています。
 また、AED(自動体外式除細動器)の取り扱い方・人工呼吸の方法など、ダミーの人形を用いて説明していただきます。これらの研修は、人事課と協力して行っています。
 もう一つ、委員会として力を入れていることは、『接遇』に関する教育・研修です。
 患者さまに永生会を選んでいただくためには、医療・看護・介護技術の向上、設備の充実等の他に、職員一人一人の言葉づかいや服装をはじめとした患者さまの心理に十分配慮した接遇が不可欠だと考え、平成10年より『接遇』研修をスタートさせました。
 接遇といっても特別なことを新しく始めるのではなく、社会人として、職業人として当たり前のことが自然に行えれば良いわけです。
 しかし、研修を受けたにもかかわらず、自分ではちゃんとやっているつもりが傍目にはできていなかったり、職場に慣れてくるとつい乱暴な言葉づかいになってしまうなど、求められる『接遇』水準に達するまでにはかなりの自覚と時間が必要でした。
 そこで、接遇の大切さをあらためて見つめ直してもらい、とくに、医療提供の場にふさわしい気配りと立ち居振る舞いを身に着けてもらうためにも繰り返しの研修が必要と考え『接遇研修』を実施しています。

平成18年度の入職式
入職式の様子
接遇研修の風景
接遇研修の風景

精神科病棟行動制限最小化委員会

当院の精神科病棟には、行動制限最小化委員会が存在します。
この委員会は、

1.閉鎖環境である以外の行動制限は行わない。
2.できる限りの開放的処遇を提供する。

を基本指針として活動を行っています。
 精神科診療に携わる職員すべてを対象とした勉強会を3回実施し、また月2回の行動制限の状況の適切性と行動制限最小化のための巡視活動を委員が実施しています。
 患者さまの病状や状況に関わる事例を元に、行動制限をしないという基本的考え方や、開放処遇を提供することの大切さを学び、精神科医療・看護に携わるものとして理解を深めています。

臨床検査適正化委員会

 臨床検査適正化委員会は、検査の標準化、検査成績の向上、業務の効率化など、永生病院における臨床検査業務の質向上と適正化を目的として設置されました。

 年2回開催され、各検査の精度、検査から得られる情報にもとづく臨床支援、ミスの防止などについて検討し、必要な対策を講じています。

 メンバーは、現在、医師2名、看護部1名、事務部2名、検査科1名の計6名で構成されています。

感染対策委員会

 当院の感染対策は感染対策委員会(ICC:Infection Control Committee)と感染対策チーム(ICT:Infection Control Team)から構成されています。
 ICCは病院の感染管理のための方針作成と最終の決定機関としての機能を持ち医療関連感染の防止と管理のために感染予防策を推進します。
 ICTはICCの方針に対応し、医療現場で具体的な感染対策をチームで実践します。

委員会の構成

 ICCは病院長を議長とし、感染制御医師(ICD:Infection Control Doctor)、感染管理認定看護師(ICN:Infection Control Nurse)、産業医、そして看護部・検査科・薬剤科・事務部の各代表で構成されています。
 ICTはICNを委員長とし、病棟責任者、リハビリテーション、放射線科、検査科、栄養科、管理課、事務部の各1名で構成されています。
 また、ICTの活動を医療現場で支援する看護師として病棟・外来に各1名のリンクナースが任命されています。

おもな活動内容

 職業感染予防について血液ウイルス感染予防の教育をするとともに、全職員対象にB型肝炎ワクチン接種を実施しました。
 また、ICTが中心となり、インフルエンザワクチン接種の啓蒙と実践の取り組みました。接種率は全職員の86%でした。
 インフルエンザ流行時には、ICCの指示によって臨時職員に対する就業前検診と発症者受診を実施したところ、早期発見・早期治療が行え、患者さまへの感染予防対策となりました。
 また、ICCでは毎月抗菌薬・検出菌に対する調査結果が討議され、医師への抗菌薬の適正使用を促すとともにICTへの感染対策方針を指示し、ICTは広報・院内感染対策ラウンド・職員教育・カテーテル関連血流感染サーベイランス・感染対策マニュアル改訂の各グループごとに、院内全職員・全施設に向けた感染対策向上を目差した活動を実践しました。
 永生クリニックと永生病院の病棟に各1名のリンクナースを置き、医療現場の実践者としての育成を開始しました。
 委員としての経験年数が長いメンバーの特性を活かし、活動班の編成と内容充実に向けて検討しています。

委員会の開催状況

 毎月、ICCは第2月曜日、ICTは第3土曜日に開催しています。リンクナースは毎月第3土曜日に研修として感染対策を学んでいます。